2014年5月10日土曜日
複数の3Dプリンタをネットワーキングしてジョブ共有化するPrintToPeer, エンジンはRaspberry Pi
カナダのカルガリーでクラウドファンディングされたPrintToPeerは、一つの建物内や世界各所にある3Dプリンタをネットワーキングする。そんなものは必要ない、という読者も多いと思われるが、昔のレーザプリンタのことを思い出してみよう。高価で電力を食いメンテナンスのたいへんなプリンタが一台だけ地下の機械室などにあって、一日中、プリントジョブの待ち行列ができていた。安価なプリンタのネットワーク、という発想はなかった。
ファウンダは、そんな昔を知らない20代のTom BieleckiとJames Thorneだが、彼らはバンクーバーのアクセラレータGrowLabで孵化した。そのシステムは、Raspberry Piを使ってジョブをプリンタに送る。
“そのRaspberry Piを3DプリンタにUSBでつなげば、すぐに使えるようになる”、とBieleckiは語る。
“3Dプリンタは扱いづらいし遅い。でもこのシステムを使えば、大量のプリントでも苦にならなくなる。ぼくたちは、自動化と抽象化の鬼なんだ。今回は、3Dプリンタという一見ばらばらな機械群を、共通のプラットホームで束ねたんだ。それによってソフトウェアデベロッパが、実用ユーザのためのアプリケーションを作れるようになる。ぼくたちのAPIを、いろんなデベロッパが使いこなして、おもしろい体験を作り出してくれることを、心待ちにしている”。
といっても、対応機種はMakerbotとMarlinの3Dプリンタで、それらに(というかRaspberry Piに)、今多くの3Dプリンタで使われているSTLのオブジェクトファイルを送信する。するとシステムがオブジェクトのデータをスライスしてプリンタに送る。プリンタマネージャが各プリンタの稼働状況を表示するとともに、各プリンタのジョブが終わったら通知する。ぼくも3Dプリンタを使っていて、いちいち二階に上がって行って状況をチェックするのはいやだから、プリンタマネージャを使えるだけでもこのシステムはありがたい。
PrintToPeer自身はオープンソース化されるが、Raspberry PiとカメラとSDカードに焼かれたソフトウェアのセットは、140ドルで買う。同社は今、このプラットホームで何かをするデベロッパを求めている。彼らのお値段は15000ドルだ。
“3DプリントにDRMという鍵をかけて、高い塀で囲まれた庭に閉じ込めている企業もある。でも、そんな企業に消費者はそっぽを向くだろう。顧客に選択の自由を与えないのは、よそへ行かれるのが怖いからだが、われわれはそんな状況をイノベートしたい。そして豊かなユーザ体験を作り出したいのだ”、とBieleckiは述べる。
“3Dプリンタはハードウェアに話題が集中して、ソフトウェアのことは忘れ去られていた。でもそれでは、使いやすい環境がいつまでたってもできない。たとえば3Dプリンタが学校で使われるようになったら、それらをネットワーク化して共有することが必須になるはずだ”。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
from TechCrunch Japan
2014年5月9日金曜日
3Dプリンタ銃製造は「社会への告発」 「Liberator」図面公開の米国人が声明
3Dプリンタ銃を製造・所持していたとして男が逮捕された事件を受け、3Dプリンタ用の銃「Liberator」の設計図を公開した米国人が容疑者を評価する声明を発表した。
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550億ドルの化粧品産業に挑戦するMinkのCEO Grace Choiにインタビュー, それは女性が強くなるための武器だ
Disrupt New York 2014のStartup Battlefieldで優勝したのはVurbだったけど、でも一般大衆向けのマスメディアがいちばん興奮して報じたのは、Minkだった。
Minkは、自分だけの化粧品を作るための3Dプリンタだ。あっと言わせるほど巧妙でしかもシンプルなアイデア、それはすべての偉大な製品やモダンアートに共通する特質だ。あまりにも単純なので、なんでこれを自分が思いつかなかったのか、とくやしい。Minkはまだプロトタイプの段階だが、予価は300ドルで、誰もが自分のうちでくつろぎながら、自分が本当に好きになれるメイクアップシェイドを自作できる。アイシャドウコンパクトは買えば5ドルから78ドルぐらいするし、流行もころころ変わる。それを考えるとMinkは相当な破壊的革新的な製品だ。
そこで、昨日のDisrupt NYの会場でMinkのファウンダGrace Choiをつかまえ、Mink誕生の秘話などを聞いてみた。
現在Minkは、女性一人だけのバンドだ。Choiが唯一のファウンダでただ一人の社員だ。すでに知財の弁護士と契約して特許も申請したが、経営者としてまだまだやるべきことは山のようにある。化粧品産業の市場規模は550億ドルと言われ、強力な既存企業が支配している。Choiの口数が少ないのも当然で、このインタビューではハードウェアや素材について詳しい話は聞けなかった。できるだけ近い機会に、あらためて話を聞きたいと思っている。
Choiは、若い女性はもっと自分自身と自分のセンスに自信を持つべきだ、と言い、そして女性のそんな強い生き方をサポートする道具がMintだ、と考えている。目の前にリアルに存在するChoiからは、起業家としての情熱、ハードウェア制作への熱意、そして新しい化粧品産業を作り出すのだ、という気概が伝わってくる。では、上のビデオでそのインタビューをご覧いただきたい。
[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
from TechCrunch Japan
冷蔵室の全段に強化ガラス製の棚を採用した5ドア冷蔵庫
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