2015年6月12日金曜日

バイオテク専門のアクセラレータIndieBioが初のデモデー、11社の力作が集まる

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【抄訳】
SOS VentureのバイオテクアクセラレータIndiBioが今日(米国時間6/11)、初めてのデモデーを行った。サンフランシスコのダウンタウンの会場には、3Dプリントで作る動物の器官、人工皮膚、これまでよりも美味なビールを作るバイオリアクターなどなど、あっと驚くような科学のプロジェクトが集まった。それでは以下に、出場した11のスタートアップを超簡単にご紹介しよう:

Clara Foods – DNAを操作したイースト菌により、本物の卵白よりも泡立て性の良い卵白を作る。本物の卵白の生産よりも、環境と動物にやさしい。食品大手Barilla社などと協働中。

The team from Arcturus BioCloud

Arcturus BioCloudのチーム

Arcturus BioCloud – 遺伝子の接合〜再接合による新種のバクテリアの育成をWebアプリケーション上で仮想的に行う。企業ユーザのほかに、ホビイストたちも利用している。ユーザが作ったDNA切片のライブラリも提供。

Pembient – DNA操作により3Dプリンタで犀角を作る。動物虐待防止、希少種(絶滅危惧種)の保存のため、他の“動物部品”にも手を広げる予定。本誌記事あり。

3D printed, genetically identical rhino horn grown in Pembient's lab space at IndieBio.

3Dプリントで作った遺伝子的に同一の犀角

Ranomics – 人間の疾病遺伝子の完全な解読を目指す。現状はまだ、未知の領域がきわめて大きい。23andMeなどとも協働。

Zymochem – 遺伝子工学により、化学工業の主流を石油系から、再生可能リソースを用いるバイオテク系に変える。たとえばナイロンを石油ではなく砂糖から作ることにより、Dow Chemicalに勝つ。

Sensa.io founders.

Sensa.ioのファウンダ

Sensa.io – バイオリアクターの単純化と価格破壊により、誰もがイースト菌にビールだけでなくさまざまなもの(昆布茶、チーズ、などなど)を作らせるようにする。

Bioloom – 微生物(遺伝子工学バクテリア)が作るセルローズから人工皮膚を作り、ドラッグデリバリ(薬物送達)を改善して傷や疾病の早期治癒を導く。

abiobot – バイオテクの工程をロボット化することにより、製品の量産と低価格化を目指す。すでに、バイオの研究室/実験室の助手となる知的ロボットの開発には成功している。

Blue Turtle Bio – 人工腸内細菌(錠剤化して人間が服用)が必要な酵素を分泌することにより、疾病を治療する。酵素補充療法の大幅な低費用化を実現する。

extem

extem – 少数のドナーから大量の準人工幹細胞を作り、今後の研究開発をより盛んにし、よりスピードアップする。世界最大のドナーバンクを目指す。

Orphidia – 血液や尿などの体液の組成情報をデジタルデータとして取り出し〜送信できる家庭用の機器・システムにより、現在の高価で時間のかかる検査技術のディスラプトを目指す。

IndieBio logo

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa



from TechCrunch Japan

2015年06月11日のつぶやきまとめを更新しました!

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2015年6月5日金曜日

Electroloomの「布地用3Dプリンター」は、あらゆるサイズの縫い目のない服を作る

HAX出身のElectroloomは、「布地のための3Dプリンター」を作っている。ポリエステルと綿を含む液体を型紙の上に噴霧することで縫い目のない衣服を作る。

Electroloomの共同ファウンダー、Marcus Foleyによると、この方式は、実験室内で有機組織を生成する際に用いられた技法がヒントになっている。当初チームは、このプロセスが細胞以外の何かでも使えるかどうかを知りたかっただけだった。できるとわかると、彼らの焦点はできるだけ早く簡単に実際の衣服を作ることへと移った。

プリントには通常、現在のElectroloomのプロトタイプで8~14時間かかる。Foleyによると、所要時間は、金属(あるいはスプレー塗装したダンボール)のテンプレートに溶液を噴霧するノズルの数で決まる。各ノズルはごく微量の溶液しか噴出できないため、ノズルを増やすことがプリント時間短縮の近道だ。

チームのKickstarterキャンペーンは最近調達資金目標を達成したので、早期支援者は2016年3月には自分のプリンターを手に入れることになるだろう。

しかし、プリンターを売ることだけがチームを目的ではない。彼らは工学と科学の経験を元に市場にアプローチしているので、衣服の創造にもっと広く便利に使ってもらえるよう改善するために、ファッション経験のあるユーザーからのフィードバックを必要としている。

早期購入者との対話も同社のビジネスモデル構築を助けるだろう。例えば、ユーザーはプリンターで作りたい服のテンプレートが必要になる。プリンターの魅力の一つはコンピューターデザインツールを使って衣服を作れることだ。そのためのソフトウェアは存在するが、そのデザインを繊維を吹きつけるための金属板に変換する手順は複雑だ。Electroloomは、それを簡単にするために、おそらくユーザーのためのテンプレートをシンセンのパートナーと協力して製造することを考えている。

彼らはポリエステル・綿の混紡以外の材料も検討中だ。また、衣類をプリントした後のデザイナーの作業を軽減するために、溶液の中に染料を加え最終的な色や模様でプリントされる方法にも取り組んでいる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook



from TechCrunch Japan

2015年06月04日のつぶやきまとめを更新しました!

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2015年5月28日木曜日

金属を3DプリントするMatterFabの3Dプリンタがお父さんのライバルGEから$5.75Mを調達

MatterFabは、金属による3Dプリントをもっとスケーラブルに、そしてもっとその敷居を低くしたいと願っている。そのために同社は575万ドルを調達して、その3Dプリント技術を磨き上げ、そのプリンタを一般の工場などに売り込んでいきたい、と考えている。

MatterFabの3Dプリンタは、製造業の企業が部品などを、従来の工作機械を使う方法よりも安上がりに、そしてより容易に作れることを目指している。それにより部品のコストを下げるだけでなく、部品等のもっと自由な設計ができるようになる。

今回のシリーズAの資金調達ラウンドを仕切ったのはGE Venturesで、これにInnovate Indiana Fundが参加した。同社はこの前、ハードウェアインキュベータのLemnos Labsから資金をもらったが、プロトタイプの磨き上げなど、スタートアップ立ち上げの初期的な過程はこのインキュベータの支援のもとに行った。

GEは、メーカー企業として内製部品の3Dプリント化を目指しているため、その関心からこのたびMatterFabに投資をした。昨年の本誌TechCrunchの記事は、こう書いている:

MatterFabのCEO Matt Burrisは、子どものころ父親がインディアナポリスでCNCマシンのショップ〔shop, 製作所, 小工場〕を経営していた。そのショップは主に航空宇宙産業向けの機械部品を作っていたが、約3年前からGEが、そのショップが作っていた部品を3Dプリントで作るようになった。

今回の資金は、MatterFabのマシンの可利用性アップに充てられる。GEのようにメタル3Dプリントを本格的に導入しようとしているところでは、それは、早ければ早いほどよい。

“ほかにも、いろんなパーツを開発中だからね”、とGE VenturesのシニアディレクターSteven Taubは言っている。彼によると、GEは加成的製造技術(additive manufacturing, 3Dプリントのこと)による製品の差別化をねらっている。

MatterFabの金属3Dプリンタで作られるパーツは十分な強度があるだけでなく、とくにGEが惹かれたのはその柔軟性(自由度の高さ)だ。3Dプリンタのハードウェアの設計はオープンであり、サードパーティのアプリケーションにも対応、そしてユーザ企業がすでに現場で使っているデベロッパツールとの相性も良い。

MatterFabはこの資金を技術部門に投資して、同社の3Dプリンタの商用生産の開始を早める。そして来年後半には、3Dプリンタを顧客であるメーカー企業に届けたい、としている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa



from TechCrunch Japan